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倉橋惣三のポイントまとめ。育ての心とは?誘導保育の説明

【当ブログの説明】
2016年に保育士試験に独学1発合格した31歳現役保育士による試験対策サイトです。
参考書はユーキャンの速習レッスンを使用しましたが、全額楽天ポイントで購入したので、試験勉強にお金は一切かかりませんでした。
しかしながら、テキストに厚生労働省のデータや法律をたくさん書き込みながらの勉強だったので、このブログではテキストに載っていないこともお伝えすることで、
みなさんの合格をちょっとでもお手伝いできれば、と思います。
当ブログのモットーは、どのページから読んでも、苦手なところでも、基礎からわかることです。事前の知識は必要ありません。科目を上のカテゴリ帯から選んで読んでください

倉橋 惣三のポイントをわかりやすくまとめました。育ての心と、誘導保育について漫画で説明します。
育ての心は、子どもと養育者がともに、楽しい気持ちをもって、こどもの成長に関わっていこう

とする、どの時代も普遍的に必要になっていく内容になっています。

保育士試験では、倉橋 惣三は、保育原理で出題の可能性が高い人物です。

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倉橋惣三は、フレーベルに基づいた東京女子高等師範学校付属幼稚園の主事。

倉橋 惣三は東京女子高等師範学校の教授を経て、

東京女子高等師範学校付属幼稚園の主事になります。

ちなみに、東京女子高等師範学校は、現お茶の水です。名門ですね。

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さて、この東京女子高等師範学校

日本で初めてできた幼稚園なので、これも保育原理で良く出題されます。

フレーベルに感じた疑問。もっとこどもたちを引き出す方法はないか?

また、この幼稚園は、ヨーロッパのフレーベル(1700年代)の教育法を取り入れていました。


なので、こどもたちの知的興味をそそるおもちゃである、恩物も取り入れていたんですが、

倉橋 惣三は、東京女子師範学校での恩物の取り入れ方が、みんなが一斉に机に向かうような画一的なものだったので、

これは、こどもたちの行動を制限していないか?と疑問に感じて、

こどもたちの成長やあるべき姿により良くする方法を探したんです。

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育ての心 自ら育つものを育たせようよする心

育ての心を倉橋 惣三は執筆したわけですが、「育ての心」とは、

自ら育つものを育たせようとする心。

であると書かれています。

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つまり、養育者側の立場の心のことで、

こどもが自分で成長する生活(遊び)を見守り、

こどもとともに楽しんで、こどもを見ていこう。

とする心です。

なぜ、【見守る。】のか?

なぜ、見守るのか?というと、

こどもたちは、本来、自分で学ぼうとする力を持っているからです。

自分で学ぼうとする気持ちは、つまりは好奇心であり、その子のあるべき姿。ですね。

それを無理に抑制したり、こどもの行動を制限することなく、

養育者が見守っていこう。


そして、こどもたちと楽しみ、愛し、子どもと心を通わせることで、こどもたちに安心を与えるのです。


けど、無視してはいけないんですよ。

それどころか、このように、見守って育てることは、
強制して育てるよりも、もっと難しいんです。

倉橋惣三の理想。誘導保育とは?子どもの遊びを設定しよう。

さて、倉橋惣三で有名なのが、誘導保育。

誘導保育とは、

【子ども達に気付かれずに、こどもたちに成長してほしいことを設定する保育の形】

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どういうことか、というと、

こどもは自ら成長する。

とは言っても、何もない部屋では子ども達の成長は、あまり育たないんですね。

子ども達が成長するためには、成長するための材料が必要なんです。


で、その材料を無理やりさせる。

のではなく、さりげなく置いておいたり、近くに行ってみたりして、

子ども達が触ったり、聞いたり、話したり、するような環境を与えることが大切なんです。

これが、誘導保育ですね。

強制ではなく、準備して待つのです。

誘導保育によって、子どもの自発性が育つ。

この誘導保育によって、

こどもたちは、興味をもちながら、その対象に自ら取り組みます。

それによって、倉橋 惣三は、

子ども達の自発的な心が発展する。と言ったんですね。

だからこそ、無理に子どもたちに指示して、強制してしまうことは、

こどもたちの自発性が育つチャンスを失ってしまうことにつながりかねないので、誘導保育は重要なのです。

誘導保育を現在の保育園で実践しよう。

誘導保育は現在の保育園でも普通に取り入れられています。

分かりやすいのは、コーナー保育でしょうか?

保育の部屋の4隅や、中央に別のおもちゃを置いて、

子どもたちが、自由に、好きな遊びが出来るように、設定するんです。


あっちは、本棚。
こっちはブロック

のように。

かつ、ブロックも、お絵かきの紙も、

充分な量は用意していません。

子ども達が、工夫したり、貸し借りしたりして、やっと足りる量になっているんです。

生活を生活で生活へ 幼稚園真諦とは?生活のなかからの発見と学び。

生活を生活で生活へ。

という倉橋惣三の代表的な言葉。

これは、幼稚園真諦に書かれています。

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この意味は、

こどもたちの生活のなかに、こどもたちの学びの種はあって、

こどもたちが自然に生活して遊ぶなかでの学びを、

養育者は見守っていこう。

とする考えです。


生活を生活で生活へ。

については、幼稚園真諦の説明もかねて、別の記事にまとめました。

www.utautaeveryday1.com

倉橋 惣三は保育要領を作成した

さて、倉橋惣三は、1948年に刊行された保育要領(幼児教育の手引き)の作成委員長です。

この保育要領は、幼稚園向けにこどもの指導方法についてをまとめた手引きでしたが、

保育所や、家庭にも対象になる。として刊行されました。

のちに、保育要領は1956年に幼稚園教育要領の形に変わります。

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