障害者手帳の種類と、1949年制定の身体障害者福祉法を説明

【当ブログの説明】
2016年に保育士試験に独学1発合格した31歳現役保育士による試験対策サイトです。
参考書はユーキャンの速習レッスンを使用しましたが、全額楽天ポイントで購入したので、試験勉強にお金は一切かかりませんでした。
しかしながら、テキストに厚生労働省のデータや法律をたくさん書き込みながらの勉強だったので、このブログではテキストに載っていないこともお伝えすることで、
みなさんの合格をちょっとでもお手伝いできれば、と思います。
当ブログのモットーは、どのページから読んでも、苦手なところでも、基礎からわかることです。事前の知識は必要ありません。科目を上のカテゴリ帯から選んで読んでください

身体障害者福祉法は、1949年(昭和24年)に制定された身体障害者に対する福祉の法律です。今回の記事でイラスト付きでわかりやすく説明します。

身体障害者福祉法は、身体障害者手帳の根拠法でもあるので、障害者手帳の種類についても説明します。

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簡単にポイント説明。身体障害者福祉法とは身体障害者の福祉向上のための法律

身体障害者福祉法は、この名前のとおり身体障害者のための福祉の法律です。

福祉という言葉には、公的なサービスで幸せな生活を市民に送ってもらうという意味があります。

いつ・何のために・何した?コーナー

身体障害者福祉法のポイントを最初に整理します。

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いつ ☛ 1949年(昭和24年)制定

なんのために ☛ 障害者の福祉向上、必要に応じての保護、障害者の社会参加の推進

なにをした ☛ 身体障害者手帳をこの法律によって交付したり、障害者の福祉向上に努めることを示した


では、実際に身体障害者福祉法を見てみましょう。

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身体障害者福祉法の目的は福祉の向上と社会参加の推進

身体障害者福祉法は、厚生労働省のホームページで閲覧が可能です。

www.mhlw.go.jp

すんごい見にくくて長いです。厚生労働省、もうちょっと見やすく法律だせませんかね。笑

身体障害者福祉法の目的は、身体障害者福祉法の第1条に書いてあります。

(法の目的)

第一条 この法律は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成十七年法律第百二十三号)と相まつて、

身体障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するため、身体障害者を援助し、及び必要に応じて保護し、もつて身体障害者の福祉の増進を図ることを目的とする。

身体障害者の自立と、社会への参加を支援するために、身体障害者福祉法は、身体障害者への援助、保護、福祉増進をするための法律になっています。

障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律は、平成17年にできた法律です。

身体障害者福祉法は何回も改正がされているので、このように後からできた法律も盛り込んでいっています。

第4条は身体障害者の定義。18歳以上で定義上の障害を有する者

第4条では、身体障害者を定義しています。

(身体障害者)

第四条 この法律において、「身体障害者」とは、別表に掲げる身体上の障害がある十八歳以上の者であつて、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けたものをいう。

・・・別表ってなんですか。ということで、別表はこちらです。

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/dl/s1027-11d.pdf#search='%E8%BA%AB%E4%BD%93%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E7%A6%8F%E7%A5%89%E6%B3%95+%E5%88%A5%E8%A1%A8'

厚生労働省のPDFファイルが開きます。)

このファイルを見ると、視力や聴覚障害、身体障害、内臓機能障害についての規定が細かくされています。(これは保育士試験には出ません。)

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で、ここからがポイントですが、身体障害者福祉法の対象は、

・この別表の障害を有している人

・18歳以上

都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けている人
このすべての条件を満たすことが必要になります。

かつ、この条件をすべて満たすものが、身体障害者福祉法にとっての身体障害者の定義を満たす者となります。

身体障害者福祉法によって身体障害者手帳が18歳以上にも以下にも配布される。

身体障害者福祉法の一番の特徴は、この身体障害者福祉法によって、身体障害者手帳が配布されることです。

で、その配られる対象は、この身体障害者福祉法に定める障害をもっていて、18歳以上で都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けた人です。


ですが・・・
18歳未満でも、この身体障害者福祉法を根拠法として、身体障害者手帳が交付されます。

18歳未満の身体障害者は、身体障害児という位置づけになりますが、身体障害者福祉法によって、障害者手帳が配布されます。

しかしながら、身体障害者にたいする実際の福祉サービスは、児童福祉法を根拠にしています。

障害の手帳は3種類ある。簡単にポイントを説明

障害の手帳って、何種類あるんだろう。という話ですが、3種類あります。

身体障害者手帳

精神障害者保健福祉手帳

知的障害者の手帳(療育手帳

※知的障害は、法律で症状の指定をしていません。症状に応じて、サービスを受けます。

発達障害の手帳は・・・?って話ですが、発達障害の手帳はありません。で、2010年に改正した障害者自立支援法では、発達障害精神障害者保険福祉手帳を持てる規定を含めました。

が、精神の手帳には症状の規定が決まっているので、まず児童の場合は、知的障害の手帳の対象ではないかも見ることになります。かつ、両方の手帳を取得することも可能です。

身体障害者手帳は、都道府県知事以外からも交付される

身体障害者福祉法では、身体障害者の定義を都道府県知事から手帳を交付されたもの。と規定していますが、

身体障害者手帳は、都道府県知事からも交付されます。

www.mhlw.go.jp

厚生労働省身体障害者手帳のページです。この概要欄から要約します。

身体障害者手帳は、身体障害者福祉法に定める身体上の障害がある者に

都道府県知事
指定都市市長
中核市市長 
 が交付するので、知事だけではありません。

身体障害者はこんな障害をもっている

身体障害者の障害の概要についてもさきほどのページにかいてあります。

別表に定める障害の種類(いずれも、一定以上で永続することが要件とされ
ている)
視覚障害
・ 聴覚又は平衡機能の障害
・ 音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害
・ 肢体不自由
・ 心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害
・ ぼうこう又は直腸の機能の障害
・ 小腸の機能の障害
・ ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害
・ 肝臓の機能の障害

こんな細かいところは保育士試験には出題されませんが、一番重要なことは、一定以上で、永続するものであることです。

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身体障害者手帳の等級は1級から6級

身体障害者手帳の等級は1級から6級です。

(7級もあるけどこれ単体では付かない等級)

で、数字が小さいほど、1級ほど障害の程度は重いように設定されています。


www.utautaeveryday1.com

障害者関係の法律を順に説明しています。今回は身体障害者福祉法の内容でした。

実際の障害者サービスは市町村が主体で行う。

ちなみに、身体障害者に対する福祉について、身体障害者福祉法は規定しましたが、

実際の身体障害者の福祉サービスは、市町村が実施主体となっています。

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その市町村主体による障害者への福祉サービスは、障害者総合支援法が根拠法です。

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