ほいのーと

自作のミニ漫画で保育士試験9科目・実技の内容や保育士の仕事を書いています。

授産施設とは障害者の就労支援施設で、現在はA型ではなくB型作業所と言われる

授産施設について今回の記事でイラストを付けて簡単に説明します。授産施設とは、障害者の就業支援施設のことです。現在では、授産施設という呼び方はされないようになり、B型作業所と言われることが多くなりました。

どうして授産施設はB型作業所に移行したのか。というと、障害者の就業支援施設が、最低賃金を満たすA型と、最低賃金は満たさないが助産施設として障害者の自立を支援するB型作業所に変わったからです。

今回の記事では、授産施設の説明だけでなく、授産施設と、A型作業所、B型作業所の区別についても説明します。

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授産施設とは障害者の就労支援施設で、仕事の能力を伝えながら自立への支援を行うところ

授産施設とは、心や体、心身に障害がある方などが授産施設で働いて、仕事の能力を作ることによって、社会への自立を支援する、障害を持つ方等への就業支援施設です。

厚生労働省のHPでは福祉施設についての解説ページがあるので、ここから授産施設についての用語解説を抜粋します。

授産施設
 身体上若しくは精神上の理由又は世帯の事情により就業能力の限られている要保護者に対して、就労又は技能の修得のために必 要な機会及び便宜を与えて、その自立を助長する施設

調査の結果(用語の解説)|厚生労働省

このように、厚生労働省の用語解説のページで、授産施設は、障害のある者等の要保護者について、仕事と仕事のための能力を与えて、自立を支援する施設授産施設であることを説明しています。

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ちなみに、社会福祉事業としては、授産施設は第一種の社会福祉事業とされています。

なのですが、現在、この授産施設という言い方は使われていません。

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いまは授産施設とは言わない 就労継続支援B型作業所

授産施設という言い方は、ここ10年くらいされなくなりました。その理由は、授産施設はB型作業所という存在にとって代わってくきているからです。

B型作業所の正式名称は、就労継続支援B型作業所です。よく、A型作業所、B型作業所とか言うやつですね。

さて、A型作業所とB型作業所の違いは、
A型は雇用契約を結んだ上で最低賃金を守る

B型は、雇用契約を結ばずに授産施設的な形で一定の給与をもらう(少ないってこと。)

そして、授産施設は障害を持つ人に対して、就業の機会と、就業の能力を与えて、障害を持つ人の自立を支援する施設なので、
B型作業所(就労継続支援B型作業所)に移行したんですね。

A型作業所とは最低賃金はもらえるし、生活支援員等もいるから働きやすい。

A型作業所は最低賃金を満たした就業施設です。
最低賃金を満たしているので、そこで働く人は、給料についてもちょっとは満足することができます。

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で、最低賃金を満たしていて、就業契約も満たしているなら、普通の企業と何が違うの?
って話ですよね。

確かに、作業所と言われない職場でも、障害者の雇用は行っていますし、現在では障害者の雇用を推進する法律もあります。

で、A型作業所と普通の企業の違いですが、A型作業所には、生活支援員といった、障害を持つ方の支援や指導をしてくれる人がいます。

つまり、働く能力も充分にあるけど、一般企業で働くにはちょっと不安だったり、一般企業に働く前にちょっと社会の練習がしたい人には、A型作業所はぴったりなわけです。

授産施設の特徴を受け継いだB型作業所の説明

障害者に働く機会や働くための技能を助産施設での仕事を通して与えて、社会での自立を支援することが助産施設の役割でした。

そして、この特徴を受け継いだのが、B型作業所です。

B型作業所は最低賃金ももらえません。

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しかしながら、一般的な企業で働くのが難しい障害者の場合は、障害を持つ方の自立への支援と、生活の配慮に特化したB型作業所は必要な施設です。

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今回の記事のまとめ。授産施設は現在、授産施設とは言われないがB型作業所がその特徴を引き継いだ

今回の記事のまとめです。

授産施設は、
・障害者等の就業機会の提供
・働く技能の取得支援
・社会的な自立への支援

を行う第一種社会福祉事業ですが、現在では、B型作業所に移行しています。

A型作業所とB型作業所については、この記事にまとめました。
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