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法律も重要人物も分かりやすく説明します♪。ぜんぶの記事を、基礎から応用まで含めつつ簡単な言葉で書いてるので、どこから読んでもらってもOKです☆

児童の権利に関するジュネーブ宣言をわかりやすく説明。1924年

【当ブログの説明】
2016年に保育士試験に独学1発合格した31歳現役保育士による試験対策サイトです。
参考書はユーキャンの速習レッスンを使用しましたが、全額楽天ポイントで購入したので、試験勉強にお金は一切かかりませんでした。
しかしながら、テキストに厚生労働省のデータや法律をたくさん書き込みながらの勉強だったので、このブログではテキストに載っていないこともお伝えすることで、
みなさんの合格をちょっとでもお手伝いできれば、と思います。
当ブログのモットーは、どのページから読んでも、苦手なところでも、基礎からわかることです。事前の知識は必要ありません。

児童の権利にかんするジュネーブ宣言を、簡単にわかりやくイラストを付けて説明します。

1924年に、第一次世界大戦の反省を含めて宣言されたものです。

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児童の権利に関するジュネーブ宣言をわかりやすく説明。

児童の権利に関するジュネーブ宣言は、子ども達の健康、最善の利益を、全人類で補償するために作られた宣言です。

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第一次世界大戦後の国際連盟第一次世界大戦後の1920発足)で、

大戦にたくさんの子ども達が巻き込まれたことを危惧してつくられた、緊急性のある内容になっています。

しかし、宣言なので、拘束力はありません。

かつ、結果的に第二次世界大戦がおこり、国際連盟も解体。

国際連合に再編成され、1948年に、世界人権宣言にとって代わることになります。

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ちなみに、ジュネーウ゛はスイスで、いまも、国際連合の本部があります。

・・・なので、ジュネーブ宣言と名づけられているものは多く、医療関係でジュネーブ宣言っていうものもあるんですよ。

必ず、児童の権利に関する。の部分を付けましょう。

児童の権利に関するジュネーブ宣言を見ていきましょう。

札幌市のHPで、全文を見ることができます。
www.city.sapporo.jp



児童の権利に関するジュネーブ宣言は、全文がとても短いので、目を通してみてください。

児童の最善の利益とは?

児童の権利に関するジュネーブ宣言では、【児童の最善の利益】を人類が補償する内容になっています。

これは、前文の中に、

すべての国の男女は、人類が児童に対して最善のものを与えるべき義務を負うことを認め、

人種、国籍または信条に関する一切の事由に関わりなくすべての児童に、以下の諸事項を保障すべきことを宜言し、かつ自己の義務として受諾する。

子どもの権利の資料(児童の権利に関するジュネーブ宣言)/札幌市

の言葉があることからわかります。

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この児童の権利に関するジュネーブ宣言の第1から第5の内容は

前文のなかで、この児童の権利は、児童の最善の利益であり、人類が守る義務があるんだ。って言うことで、守られているんですね。

それでは、第1から第5を見てみましょう。

第1次世界大戦後のジュネーブ宣言。児童の体や心を守ろう。

第1の内容は、児童の体と心を守ることです。

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身体だけでなく、ちゃんと心もまもってあげよう。

まさに、第1次世界大戦で傷ついた児童たちを思うように、身体と心のケアを第一に挙げています。

一番に助けよう。

第2の内容は、5項目あります。

・食べ物をあげること。

・病気の児童だったら、ちゃんと看病されること

・発達の遅れている児童の場合は、助けてあげること

・罪をおかしてしまった児童は、適切に更生されること

・孤児とか、家がない児童は家に住まわせてあげて、助けてあげることもすること。

大変なときは、一番に助けてあげよう。

第3の内容は、災害とか、大変なことが起こってしまったとき、児童は一番最初に救助されるべき。ということです。

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小さな命、大事に守る必要がありますよね。

第4は、搾取等がされないこと。

これは、奴隷にならない等の意味も含まれるはずですが、その文面はありません。

奴隷にならない。と明確に書かれるようになったのは、1948年の世界人権宣言からです。

つまり、第2次世界大戦が終わってからなのですね。

たしかに、第1次世界大戦や第2次世界大戦では、植民地がありましたね。

(奴隷という言葉は、19世紀(つまり1800年代)に収束しています。これは、アメリカの南北戦争などが背景です。)

こどもたちは、世界にはばたく力を持っている。

第5、児童の権利に関するジュネーブ宣言の最後の内容は、

児童は、その才能が人類同胞への奉仕のために捧げられるべきである、という自覚のもとで育成されなければならない。

ということです。

国家を超えて、人類のために、こどもたちははばたくことが出来て、そのことを教えてあげる必要があることを伝えています。


児童の権利に関するジュネーブ宣言は、児童が、道徳的に健やかに過ごすための祈りが含まれています。

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政府が認めたものでは、世界で一番最初の人権の文章

児童の権利に関するジュネーブ宣言の内容は、のちに出てくる、世界人権宣言や、児童権利宣言にとっても似ているんですが。

(これは、児童権利宣言がこの2つを踏まえて作ったものだから。)

児童の権利に関するジュネーブ宣言で重要なのは、

政府に認めてもらえたものの中では、世界で一番最初の人権文章ってことです。
最も、1924年国際連盟によるこの宣言は、残念ながら第二次世界大戦によって、達成したとは言い難いものでしたが、

のちの複数の児童の人権への国際的なものの先駆けとしては、充分な効果があるもので、

当時の、平和を願う人々の気持ちが、現代の私たちにもわかる内容になっているんです。

大戦後という背景もあり、緊迫感のある内容ではありますが、

1924年。いまから約100年前の宣言ですけど、この宣言にある願いは、今日も普遍のものですよね。

児童の権利に関するジュネーブ宣言のポイント

児童の権利に関するジュネーブ宣言について、ポイントをまとめていきます。

いつ・だれが・何のために・何した?コーナー

児童の権利に関するジュネーブ宣言は・・・

いつ? → 1924年
だれが? → 国際連盟で採択

なんのために → 第1次世界大戦の反省から子どもを守るために
なにをした? → 子どもの権利を保障した

1959年の児童権利宣言との違いは?

今回の記事で扱った、1924年の児童の権利に関するジュネーブ宣言は、1959年の児童権利宣言とすっごく似てますよね。

主に、名前とか、名前とか、名前とか・・・・  泣


で、1959年の児童権利宣言は、この記事で説明したのですが、
www.utautaeveryday1.com


今回の児童の権利に関するジュネーブ宣言との違いは、、

ジュネーブのほうが古くて、世界最初の政府が認める人権文書なこと。

・1959年の児童権利宣言は、幸福追求権とか、レクリエーション権とか、こどもの権利のための宣言の意味がとっても強いこと

が挙げられます。


で、それでも、1924年ジュネーブ宣言も、1959年の児童権利宣言も、子どもは権利を行使できる存在だ。と認めるところまではいかなかったんですが、

1989年の児童の権利に関する条約で、

・こどもが権利の行使者であること

・条約として拘束力を持てることになったこと

によって、やっと、これらの児童の権利のための国際活動は、一つ目のゴールを迎えることができるんです。

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