2019年の前期保育士試験から児童家庭福祉の感想と難易度

【当ブログの説明】
2016年に保育士試験に独学1発合格した31歳現役保育士による試験対策サイトです。
参考書はユーキャンの速習レッスンを使用しましたが、全額楽天ポイントで購入したので、試験勉強にお金は一切かかりませんでした。
しかしながら、テキストに厚生労働省のデータや法律をたくさん書き込みながらの勉強だったので、このブログではテキストに載っていないこともお伝えすることで、
みなさんの合格をちょっとでもお手伝いできれば、と思います。
当ブログのモットーは、どのページから読んでも、苦手なところでも、基礎からわかることです。事前の知識は必要ありません。科目を上のカテゴリ帯から選んで読んでください

2019年の前期保育士試験から今回は児童家庭福祉の科目について1問づつ感想と簡単な解説を挟みながら、試験の難易度をまとめました。
今回の児童家庭福祉はテキストに載っていないような内容が大量に出てしまって、ちょっとひどい試験になったと思います。

私の場合は、元行政職員で、現役の障害児施設職員だから解けた問題が多いというか、今回の児童家庭福祉は難問が揃っていますね。。。

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2019年の前期保育士試験から児童家庭福祉の感想と難易度

今回の児童家庭福祉はとても難しい問題が多い年になったように感じています。

ひっかけるような問題はなかったんですが、とにかく、テキストに載っていないような問題が多いことが特徴ではないしょうか。

・・・最悪ですよね。

というわけで、今回の記事では、2016年の試験を一発合格して、保育士対策サイトを運営している私が、児童家庭福祉を解いて、感想と簡単な解説を挟んでいきます。

※問題は保育士協議会のサイトにあります。

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問1 児童の権利に関する条約で答えは④

問1は児童の権利に関する条約からの問題で、答えは④になります。

児童の権利に関する条約の本文のリンクを外務省からリンクします。

www.mofa.go.jp

問2 年号並び替え問題で答えは①

意外かもですが、児童福祉法社会福祉法より前にできてるんです。

順番を治すと、
児童福祉法 昭和22年で1947年
社会福祉法 昭和26年で1951年
児童扶養手当法 昭和36年で1961年
母子保健法  昭和40年で1965年
児童手当法 昭和46年で1971年


この問題の解き方ですが、正直、私が問題を解いたときは、母子保健法の年代は忘れていました。

ですが、
児童手当法は、一人親への支援ではなく、児童全員への手当であり最近の法律だから最後になること

児童福祉法は、戦後の児童保護のために社会福祉法より先に早急に整備された法律であること

この2点を押さえていれば、年号を分かっていなくても解くことができます。時代背景で勉強するのって大切です。

問3 答えは③。カンで白書の問題を解くコツ。計画は地方自治体が作る

問3は若者白書の問題でした。私、その白書は読んでませんが解けます。

理由は、選択肢3は、子ども若者計画を厚生労働省が作ることですが、

計画って、国の施策にたいして、地方自治体が実質、どのように対策を講じるか。ということが重視されるので、
この関係の計画は、厚生労働省でなく、地方自治体が作成しているはずです。
なので、白書を知らなくても、この違和感だけで、答えの③を導くことが可能です。

そして、あとで調べたら、やっぱり計画の作成は都道府県と市町村でした。

問4 乳児院運営指針問題で答えは④

これ、私は間違えました。私は②を選んでしまったんですが、答えは④になります。

そもそも、乳児院運営指針が社会的養護でなく児童家庭福祉で出題されるのか・・・。

厚生労働省乳児院運営指針のページです。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/syakaiteki_yougo/dl/yougo_genjou_05.pdf#search='%E4%B9%B3%E5%85%90%E9%99%A2%E9%81%8B%E5%96%B6%E6%8C%87%E9%87%9D'

問5 民法の問題であることに注意してこたえは④

この問題は、まず民法の設定であることがポイントです。

民法では、親権を持つものの懲戒についての記述があるからです。

懲戒とは、体罰に当たらない程度のしつけや叱り等をさします。

親権を持つものは、児童に対して、一定の条件下では懲戒を行う権利があります。(必ず懲戒する必要はないので、責任ではなく権利。)  なので、答えは4になります。

これは私が行政経験があるので民法に慣れていたから解けるものの、ちょっと難易度が高そうな問題です。

問6 ゴールドプランは高齢者なので答えは②

この問題は良い感じに簡単でした。
このなかで、子どもや子育てが絡んでいないのは、選択肢2のゴールドプランです。

ゴールドプランは、高齢者対策の内容でした。

問7 児童福祉法の問題で答えは②

市町村には、児童養護施設へ入所させる業務はないので×。

市町村には児童相談所の設置義務があるわけではないので×。

相談業務は行えるので○。←市役所に子育て課とかあるし、実際に家庭相談にも応じている。

なので、答えは②になります。

問8 母子生活支援施設はお父さんはダメ。答えは②

母子生活支援施設は、父の入所はできません。

心理治療施設は、不良行為の児童や、する可能性がある児童だけではありません。というか基本的に、児童福祉施設の入所基準は、最後にと付けているので、断定できないんです。

よって、答えは②になりました。

問9 養育支援訪問事業に障碍児童は含まずで答えは②

私は障碍児施設で勤務しているので、この問題は十八番でしたが、ちょっと厄介な問題でしたね。

養育支援訪問事業には、障害児童は含みません。というか、事業内容に明記されてないのです。
なので、答えは②になります。

かつ、養育支援訪問事業は、虐待リスクがある家庭への支援にもなっています。選択肢にはないですが、ついでに覚えてみましょう。

問10 すべて正解で正解は①

問10の問題文章で過っている箇所はないので、問10の解答は①になります。これも、私は放課後児童クラブで勤務していたから解けたようなもの・・・

今回の児童家庭福祉は難しすぎます・・・

問11は放課後児童クラブの問題で答えは③

これは私が放課後児童クラブでき勤務しているので、選択肢に対しての解説をみっちりつけます。

①定員は基本的に決まっていません。40程度~70人になっていて、人数に応じて、教室を拡大する等しています。だから正しくありません。

②特別支援教室の生徒だからといって、放課後デイサービスを利用しなければならない決まりはありません。だから正しくない。

③これは正しいので解答になります。

④放課後児童指導員は放課後児童クラブに最低1人設置が必要ですが、無資格者でもなれる条件があるので、正しくありません。

⑤対象児童は施設ごとに異なり、明確な基準が設定されていないので、正しくありません。

問12 母子保健支援事業で答えは①

これ、私は③を選んでいたんですが、答えは①らしいです。

この問題については、当初、私が回答速報の見間違えで正答を④としていたのですが、正答は④である。とのご指摘を頂けて修正しました。(4月26日。)

問13 家庭的養護じゃないよ。家庭的保育の正誤問題で答えは④

家庭的保育の正誤問題でした。
家庭的保育とは、保育者の家とかで、いろんな幼児が集まって、養護を受けるサービスですね。都市部とかで増えています。

問題文でまず注意してほしいのは、この問題、家庭的養護の設定ではなく、家庭的保育の設定なので、読むときに注意が必要ってことです。

家庭的保育事業では5名まで子どもを預かることができます。

問14 子育て支援事業の正誤問題で答えは②

ショートステイは冠婚葬祭でも使えることがバッチリ決まっているんで、Cは×。AとBは正しいので、答えは②になりました。

問15 施設や里親の児童数を答える問題で答えは②

児童福祉施設の入所データをしっかり見てたら解ける問題でした。

児童養護施設は2万強で、里親委託は5000人。と私は記憶していました。

児童福祉施設入所児童等調査結果は厚生労働省から発表されています。
児童養護施設入所児童等調査|厚生労働省

問16 障害児へのサービスを答えれば答えは②

問16は、障害児支援でないサービスが選択肢に含まれていました。

それが、居宅訪問型保育事業(ベビーシッター)と、
児童自立生活援助事業(15歳以上くらいの児童に生活支援や就業支援) です。

なので、答えは②になります。

問17 触法少年への対応問題で答えは③

触法少年への問題ですが、この中で1つ間違っているものがありました。

触法少年を里親委託してはいけない。ような決まりはなかったんです。なので、他は正しく、答えは③になります。

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問18 要保護児童対策協議会の問題で答えは③

これ、私は要保護児童対策協議会の指針なんて読んでないので(コラ)、こんな感じで解きました。

まず、保護の前に支援ができるわけがないので、最初は早期発見が入ります。

役割分担の仲介では協議会の立場が浮いてしまうし、こんな指針に仲介なんて言葉は使われにくいので、ここは調整

調整と協力は似ていて、また同じような協力なんて単語を使うのは違和感アリアリなので、ここは責任

最後は努力義務

このように、本気のカンを使うことも一つのワザです。笑

問19 好き嫌い児童への対応問題で答えは③

これは簡単な問題で良かった。
保育士として、保護者の批判はしないので、この答えは③です。

問20 児童虐待相談は警察からが多いので答えは③

児童虐待の相談の経路として一番多いのは警察で、その件数は5万件を超えています。

このデータはこの厚生労働省のPDFで。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000180491.pdf#search='%E8%99%90%E5%BE%85%E7%9B%B8%E8%AB%87+%E7%B5%8C%E8%B7%AF+%E8%AD%A6%E5%AF%9F'

警察からの連絡は、とくにここ最近の5年くらいで急増していて、最近はニュースでもよく児童虐待が取り上げられていることもあり、ことの重大さは深刻です。

2019年。平成31年の保育士試験前期から児童家庭福祉の点数

結果的に、私は2問間違えたので90点だったのですが、今回の児童家庭福祉は障碍児関係の問題がちょっと多くて、障害児施設で働いている私だから解けたのかも。と思います。

それに、実際のあのチョー緊張する試験会場じゃなくて、家で解いているし。

これが、2016年の保育士試験を受けたときの状態の私だったら、今回の児童家庭福祉は落ちてたのだろうなあ。難しすぎます。

難しい問題が多すぎて、難易度はかなり高いはず。

児童家庭福祉って、簡単な年と簡単じゃない年があって、簡単な年はぜんぜん80点くらい余裕で取れたりするんです。

が、難しい年は30点とれたら良いほうとかね。それが2017年の後期試験だったように覚えています。

で、今回は下手したら、その年よりも難しかった。

2019年、平成31年で、かつ令和元年の保育士試験の前期試験の児童家庭福祉は、60点とれたら上出来で、50点とか、それ以下の人も普通に多いと思います。

テキストをしっかり見て勉強した人が泣いてしまうような試験問題になった。というか、テキストに答えが載っている問題は6割あったんだろうか。かなり少ないと思います。

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